「腰痛 原因」これが腰痛の原因か!

骨盤の歪みによる腰痛があります。
骨盤は体にとって土台といわれています。
骨盤は数種類の骨が連結し骨盤となる為、日常生活で足を組む動作や横座り、片足立ちなどの癖により、関節や筋肉が歪んだ状態を正しい位置と体が勘違いして覚えてしまいます。
その状態が歪みとなり体全体に負担を引き起こします。
肩コリ、腰痛、足のむくみなどの様々な症状が引き起こされます。
特に腰痛で多いのは骨盤の前後の歪みです。
骨盤が前後に倒れることによって極端に筋肉へ負担が大きくかかり疲労し、血液循環が悪くなり腰痛を引き起こします。
骨盤が前に倒れている方は、肥満体型の方でお腹に脂肪がついている方や、女性で高いハイヒールを日頃から履く方などが骨盤を前に倒した状態になり、その状態を覚えて歪んでしまいます。
逆に骨盤が後ろに倒れている方は、自宅で椅子に座らない生活が多い人や、常に背中を丸くする事が多い人が骨盤を後ろに倒してしまい、その状態を骨盤が覚えて歪んでしまいます。

[1] 筋肉のチェック
  • ①立位の状態で体を前に倒した際に腰の後面が痛い人
    ⇒骨盤が後ろに倒れて歪みが発生している状態の人は太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)が固まっている状態になる
  • ②立位の状態で体を後ろに倒した際に腰が痛い人
    ⇒骨盤が前に倒れている歪みが発生している状態の人は太ももの前側(大腿直筋)の筋肉が固まっている状態になります。
[2] ハムストリングスを伸ばすストレッチ
立位の状態で足を椅子やベットに片足を上げつま先をまっすぐ上に伸ばします。体を前に倒し手でつま先をつかむような形をとり伸ばします。
太ももの裏面がしっかり伸ばされている状態を意識し、呼吸をゆっくりと行います。
10秒間伸ばすのを3回1セットとして2セット行い左右とも行います。
[3] 大腿直筋を伸ばすストレッチ
  • ・立位の状態で、片足の膝を曲げて手で足先やつま先を持ち太ももの前側を伸ばしていきます。10秒間伸ばし左右とも行います。
  • ・座って前に足を伸ばした状態で片方の膝を曲げて、正座をするような姿勢を取り太ももの前側の筋肉を伸ばしていきます、可能であれば手を後ろについた状態で体を後ろに倒していきます。左右とも10秒間伸ばしていきます。